PR文次第でお見合いが増える!結婚相談所がおすすめする自己PRの書き方【テンプレあり】

結婚相談所のプロフィールのなかで、努力次第でいちばん大きく改善できるところ。

それが自己PRです。

他のプロフィール項目で特に際立ったポイントがなくても、自己PRを読んで興味がわき、なんとなく会ってみようかなという気持ちになったことはありませんか?

それくらい、自己PR文は大切です。

でもこの自己PR、「どう書けばいいのかわからない」とお困りの声をよく聞くように、上手に活用するのがちょっと難しいところでもあります。

今回はお見合いにつながりやすい効果的な自己PRの書き方をご紹介するので、結婚相談所への入会を考えている方も、活動中の方も、ぜひ参考にしてみてください。

特に

  • 婚活を始めて半年以上経った
  • 最近お見合いできていない

という方、ここらでちょっとPR文を見直してみましょう。

自己PR文を変えてみたらお申込みが増えたということもよくありますよ!

良い自己PR文ってどんな文章?

さっそくですが、良い自己PRってどんな文章だと思いますか?


答えは、「この文章を書いた自分がどう見られるか」「読んでくれている相手の目線」を意識できているPR文のことです。

自分がアピールしたいことをふんだんに書いている文章ではありません。

ご自身が人の自己PRを読むときのことを考えると、わかりやすいかもしれません。

例えば、男女ともに結婚相手に求めたいものNo1の「優しさ」。

この「優しさ」を自己PR文で表現するとき、

A「私はとても心優しい人間です。」

と書いている人と、

B「周りの人に恵まれて日々楽しく過ごせているので、少しでも恩返しができるよう心掛けています」

と書いている人、どちらが「あぁ優しい人なんだろうな」という感じを受けますか?

多くの方が、Bの方に好印象を持たれたのではないでしょうか。

「自分は○○な人間です」構文は、確かにいくらでも自分を良く書くことができます。

「自分は心優しい人間です」「高収入で、たくさん財産を持っています」「ルックスには自信があります」

どれも、文字通りに受け取れば魅力的な人のはずですが・・・

だけど人間心理はもっと複雑。「自分の良いところを知ってもらいたい」という気持ちのあまり、自画自賛の嵐を書いてしまうと、逆に敬遠されてしまうことだってあります。

じっさいに読む側に立って上の文章を見ると、

「なんかうさんくさいな」

「どうせ書くだけならいくらでも良く書けるんだし」

「ちょっと変わった人なのかも」

「プライド高そう」

という印象を受けませんか?

自己PRを読むのは、画面の向こうにいる人間です。

同じことをアピールするにしても、ちょっとした書き方の工夫で、お相手に与える印象がぐっと良くなります。

自分のプロフィールを読んでくれている、画面の向こうにいる人の気持ちを想像して書いていきましょうね。

これを押さえればお見合いが増える!自己PRの必須ポイント

まずはこの型!結婚相談所の自己PR例文

そもそも自己PRってどんなことを書くんだろう?という疑問にお答えするため、

まずは全体の流れと項目をおさえましょう。

以下は当社でテンプレートとして使用している一例です。

この度は、私のプロフィールをご覧頂き有難うございます。

【仕事】
事務の仕事をしております。
職場環境や同僚にも恵まれ日々充実しています。

【休日、趣味】
休日は不定休なので、相手の方に合わせることが出来ます。
天気の良い晴れた日には近くの公園でジョギングをしています。
料理は一通り作れますし、ネットでレシピを探して新しい料理に挑戦するのが大好きです。

【性格】
友人からは、素朴で真面目で優しく家庭的だと言われます。
人と争いを好まず、温かく思いやりのある関係を作りたいと思っています。

【結婚観】
嬉しい事がより嬉しく、悲しい事が和らぐような、家に帰るとホッとする互いをおもいやる家庭を築きたいです。

どうぞよろしくお願い致します。

ザ・定番の流れです。

これだけでも自己PRに必要な要素を一通り押さえているので、ぜひ例文としてご活用ください。

自己PR必須ポイント① 結婚に対する真剣さ・真摯さが伝わる

自己PRで表現したいこと、それはなんといっても「真剣に結婚したい」「幸せな家庭を築きたい」という気持ちです。

プロフィール検索画面で他社の会員様を見ていると、自己PRを短く数行で済ませている方がちらほらおられます。それでは熱意は伝わりません。

時々、ただ一文「よろしくお願いします。」としか書いていない方がいらっしゃいますが、これでは本当に結婚する気あるのかな?と思われても仕方ないですよね。

プロフィールの時点で手を抜いている人に、大事な自分の時間を使って会いたいとは思わないはずです。

結婚への熱意を表現するためには、

  • 結婚したいと思った経緯
  • 将来はどんな家庭を築きたいか

を書くと良いでしょう。

そして幸せな結婚生活を連想させるような特技や趣味、心がけていることなどを書くとVERY GOODです。

例えば、

「料理が好きで、休日には新しいレシピに挑戦したり1週間分の作り置きをしたりしています」

「DIYが趣味で、簡単な棚づくりや電気工事は自分でやってしまいます」

など、良いですね^^

自己PR必須ポイント② 客観的かつ落ち着いた表現で、読み手が読みやすい文章に

ポイント①と逆のことを書くようですが、熱意が強すぎて読みづらい長文、自画自賛がちりばめられた文章も、読み手をうんざりさせてしまう恐れがあります。

読みやすい自己PRのポイント

  • 文体は、語り掛けるような「~です」「~ます」調にしましょう。
  • 文字数は400字程度が圧迫感を与えず、ちょうどいいです。
  • 長くなる場合は【仕事】【趣味】のように項目別に分ける、ブロックに分けて改行を入れるなど、読みやすくするための配慮を取り入れましょう。
  • 【性格】や【趣味】は、具体的なエピソードを入れるとイメージしてもらいやすくなります。
    (例)「料理は一通りなんでも作れますが、特にがめ煮、肉じゃが、オムライスが得意です」

自己PR必須ポイント③ お見合い時の話のネタになる

自己PRの意外と重要な役割が、この「お見合いの話題になる」というものです。

特に「共通点」が見つかると、人は

「この人はこれが好きなんだな、自分と同じだ」

「お見合いで話が盛り上がりそうだな。会って話してみたいな」

という気持ちになれます。

書く内容としては【趣味】や【休日の過ごし方】などが代表的です。

誰にでも当てはまるようなぼんやりした内容だと意味がないので、たとえば映画や本、音楽が好きな方なら、好きなジャンルや作家名まで具体的に書いた方がいいです。

逆にマイナス印象!?結婚相談所の自己PRで避けた方が良いNGポイント

自分を過度に売り込みすぎない

先にも書きましたが、できるだけ自分を良く思ってもらおうとするあまり、長文で熱く自分を売り込みすぎたり、自画自賛・自己愛が強いと思われるような表現をしてしまうと逆効果です。

性格面の長所を伝えるときは、「人からは〇〇だねと言われます」等、他者の目線を借りて書くようにしましょう。

NG ×「思いやり深く、サービス精神旺盛な性格です」

OK ○友人からは、思いやりがある、サービス精神があって一緒にいると楽しいと言ってもらえます

外見の長所をアピールしたいときは、そのままを書かず、努力していることとして書くと好印象です。

NG ×「スタイルが良いのが自慢です」

OK ○スタイルを維持するために、日々の食事や運動に気をつけています

かといって、変にへりくだる必要もなし

謙遜しておいた方が印象がいいかなと、ついへりくだるような表現を足してしまう人がいますが、これも逆効果です。

NG ×「困っている人がいたらほっておけない性格なので、いつも抱え込みすぎて、時に凹んでしまうのが玉に瑕です」

OK ○お互いさまの精神を大切にしており、困っている人がいたらできるだけ手助けしようと心がけています

NG ×「いつも人からは綺麗だねとか可愛いねと言ってもらえます。自分では全然そんなことないと思うんですけど…(^^;」

OK ○いつも笑顔でいるよう心がけており、友人や職場の人からは、あなたがいると場が明るくなるねと言ってもらえます

愚痴やネガティブ表現は絶対にやめて

愚痴・嫌味・過度のへりくだりなどのネガティブ要素を書くのは絶対にダメです。書いてしまうとまずお見合いは組めないでしょう。

NG ×「仕事が大変で毎日がつらいので、早く結婚して、癒してくれる・サポートしてくれる存在がほしいです」

NG ×「これといって取り柄のないつまらない人間ですが、こんな僕でも興味を持ってくれる方がいたら嬉しいです」

お相手への要求は書かないor必要最小限に。結婚相談所からのコメントも利用して

NG ×「甲斐性があって、家事も積極的に担当してくれるような頼もしい男性とお会いできたら嬉しいです」

どうしても外せない条件や、結婚するにあたって知っておいてほしいことがある人は、担当カウンセラーに頼んで結婚相談所からの推薦コメントに入れてもらうことをおすすめします。

自己PRにご本人の言葉で書かれている場合と比べて、お相手の心象はかなり和らぎます。

お金がかかる人だと思われないように

よく言われることですが、お金がかかりそうだな…と警戒されるようなことは書かないようにしましょう。

NG ×「年に1回の海外旅行を楽しみにしています」

NG ×「車が大好きで、愛車を自分流にカスタマイズしてドライブを楽しんだりしています」

就活用PRと勘違いしてる?パターン

NG ×「都内の大学(経済学部)卒業後は物流系商社に勤務。〇〇部署に7年間勤務後、福岡支部に転勤し、現在は〇△の仕事をしています。保有資格は・・・」

職務経歴書かと思うくらい仕事内容や経歴、資格をこと細かに書いている方がたまにおられますが、婚活だとあまりメリットにはならないです。

それどころか「この人業種が似てるな、取引先だったりしたら嫌だからやめとこう…」と敬遠されることになりかねないので、仕事内容に関しては簡潔にさらっと書くに留めましょう。

休日の取りやすさとか福利厚生が充実しているといった情報は、結婚にとってもプラス材料なので、書くのも良いだと思います。

周りと差をつけたいなら、お相手のことを書くべし

ここまで書いたことを読んで、それはもう書けてるよ~という方、もうひと工夫したいという方は、

自分のことではなくお相手のことを書いてみるのはいかがでしょう。

「自己PR」なのに相手のこと??何を書くの?

と思われるかもしれませんが、「自分のこと」をあの手この手で売り込もうとしすぎると、失敗するパターンの方が多いです。

実際の会話でも、あまり自分の話ばかりされるとしんどくないですか?

そんな時こそお相手に目線を向けて書くと、ちょっとほかの人とは違う印象的なPR文になると思います。

例えば・・・

譲れる条件を書く

たとえば地域、婚歴、年齢など、「自分は気にしません」という譲れるポイントを書くのも手です。

(OK例)

「資格職のため、お相手に合わせて県外や他地域に転居することも可能です」

「離婚歴がある方でも気にしません。周りの人の話を聞いて結婚生活の大変さも多少わかっているつもりなので、話し合いを大切にし、いつまでも仲良い夫婦でいられるよう努力したいと思っています」

(女性の場合)「引っ張ってくれる男性がタイプなので、年上の方に惹かれることが多いです。10歳以上年齢差がある方とも楽しくお話できるほうです。」

相手の気持ちに先回りして答える

プロフィールを見るときって、いろんなことを想像しますよね。

将来の結婚相手候補を選ぶわけですから、つい悪い想像も広がりやすいです。

そんな時、自己PRで相手の不安や期待に先回りして答えてあげるとすごく効果的です。

(OK例)

「自営業ですが事業は軌道に乗っており、数十年後のことまで考えてしっかり資産運用をしています。お金のことで苦労はさせません。」

「現在は実家暮らしですが、親に頼りきりは良くないと思い、家事を主体的にするようにしています。週末は料理を担当していて、最近では腕が上がったねと褒められます。」

こんな感じです。

想像力を働かせて、ひと工夫してみましょう。

まとめ:自己PR作成は、とても大事な自己分析の時間です

繰り返しになりますが、良い自己PRというのは、「相手目線を意識できているPR文」「お相手に目を向けられているPR文」です。

奇をてらわず、婚活や結婚にまっすぐ向き合ってるなと感じさせるような、そして明るい結婚生活を想像させるような文章です。

自己PRを書いていくなかで、自分が結婚に求めていることや、自身の強みがあらためて見えてくると、良いPR文ができている証拠だと思います。

変に身構えず、自分を正面からとらえて素直に書きましょう。

・・・といっても、なかなか難しいことですよね。

当結婚相談所ジュブレでは、お手本となるテンプレートを3つほどお送りし、自分なりに当てはめて作成していただいているので、誰でも合格点の自己PR文を作れます。

苦手な方は、担当カウンセラーに相談してみるのもいいと思います。

反応(お申込数)を見ながらちょっとずつ改良していくのも良いです。

当会員様も、自己PRに手を抜かず、活動中も工夫して改良を重ねている方は、お見合いが増えたり、交際になる率があがったりと、着実に結婚に向かって進んでおられます。

できることから頑張っていきましょうね^^

投稿者プロフィール

中村哲男
中村哲男結婚相談所ジュブレ代表カウンセラー
福岡市天神の結婚相談所ジュブレの代表カウンセラー。
婚活カウンセラー歴16年。「早く結婚したい」「幸せな結婚がしたい」人々の悩みを解決し、元気にさせ、背中を押すのが役目。「ありがとう」の言葉が生きがい。福岡の街に幸せな家族を増やしたい。
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