大谷翔平選手の言葉から考える、逆境のなかで感じる結婚のありがたみ

「隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うなと思います」
ドジャースの大谷翔平選手の会見で、こんな言葉を話されていました。

苦しい今、身の回りが大きく変わってしまった時こそ、
真美子夫人や愛犬「デコピン」に感謝。

「数週間は色々あったので、隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うなと思います」と、
穏やかに過ごせなかった数日の心境を語られています。

 

一連のニュースで心配していたすべての人にとっても、気持ちよく「よかったね」と思える言葉でした。

人それぞれ、悩みや苦しみはあります。
それを一人で乗り越えないといけない場面も数多くありますが、
悩みを共有してもらうと言いますか、
聞いてくれるだけで、胸のつかえを少し取り除けますよね。

これぞ、パートナーのありがたみだと思います。

 

逆境にこそ身にしみる、結婚のありがたみ

結婚してよかったこと、そばにいて味方になってくれる

デコピンのような可愛いペットも、そばで話は聞いてくれるでしょうが、
頑張っても「ワン」のみ。

やはり、
「そうだよね」「苦しかったよね」「頑張ったね」「流石！」

という言葉をもらえるだけで、元気になれます。

それは、誰でも良いものではありませんよね。
幼少期から、親や友人に頼ったりできても、
年々、話せない事、話しにくいことが増えてきます。

結婚相手というのは、人生を共有するパートナーとして、そういう時も支えになってもらえる存在。

支え合う事で得られる精神的安定は、計り知れないものです。

 

結婚してよかったこと、親を安心させることが出来る

それは、親を安心させることにもつながると思います。
私も５０代に入り感じたこと。

以前、
女性会員さんのお見合いの立ち合いに行ったとき、
お見合いのお相手から、「最初、お父さんが付いてきたと思いました」と言われました。
いよいよそのような目で見られるようになったのかと、複雑な心境。

自分の娘はまだ結婚には遠い年齢ですが、
いつか娘の結婚を考えるんだろうなと、仕事柄、想像はします。

親はいつまでも子どもの心配が尽きないものですが、
それでも結婚して人生のパートナーがいると思うと、だいぶ安心感が違いますよね。

今婚活頑張っている皆さんはもちろんのこと、
エールを送られている親御さんも、ホッとしたい気持ちは当然あると思います。

子の幸せを考え、このままでいいんでしょうかと、
相談に来られる親御様は後を絶ちません。

親を安心させることができるというのも、結婚してよかったことのひとつと言えるでしょう。

 

結婚してよかったこと、経済的に安定できる

大谷翔平君ぐらい稼げば問題はないでしょうが、
今の時代、共働きはマストになっています。

物価が上がるが、収入は上がらない。
この時代を生き抜いていくために、パートナーと共に生きるということを考えるのもありだと思います。

最近始まったNHKの朝ドラ「虎に翼」
伊藤沙莉ちゃんが可愛く、キャスト陣も魅力的。
主題歌は米津玄師。かなりはまっています。

少し話はそれましたが、
このドラマの舞台は、女性は早く結婚しないと生きていけなかった時代。
女性蔑視が強い内容で、少し前にあったドラマ「不適切にもほどがある」とも通じる内容でした。

TV局の、
今の時代を改めて考えようという意図が伺えます。

 

結婚というテーマをあらゆる角度から考えると、
特に女性にとっての変化が大きいと感じずにはいられません。

今は女性も自分で働き、自分の力で生きていける時代。

結婚することによって、さらに経済的に安定し、
子育てやマイホームなど、一人では困難な夢も実現可能になるというのが結婚の位置づけになるでしょう。

 

まとめ：あらためて、結婚は必要なのか？

今まで、結婚の良さを淡々と書きましたが、
改めて、「中村さんにとっての結婚の良さは？」と聞かれたら、私は「頑張る根源」と答えます。

男性ならではの回答かもしれません。
女性は何と答えるのでしょうか。

それは、
これから見つけてもらいたいと思います。

今はあらゆる面でメリットデメリットで考えることが多いと思います。

結婚についても、いいとこ悪いところを考え、
本当に結婚すべきなのかと考えられておられる方は少なくないと思います。

デメリットが多いと思えば結婚したくないと思うでしょうし、
その逆であれば、結婚に前向きにもなれるでしょう。

ただ、50年生きてきて感じるところを言わせていただくなら、
メリットやデメリットだけで割り切れないのが結婚の面白さであり、大変さでもあるのが実際のところ。

人は人。じゃあ自分は…？と考えるのも大事だと思います。
結婚しようとしまいと、自分の人生の面倒は、最後は自分でみなきゃいけません。

だからどんな選択をしても、後悔しないのが一番です。
どんな人生を歩みたいか、一人の人生が良いのか、パートナーがいた方が良いのか。
今一度、自分の胸に手を当てて考えるのも良いと思います。

最後に私が好きな言葉、
「一人でも楽しい、二人ならもっと楽しい」
こんな考え方、どうでしょうか(^^)/