結婚相談所の倒産が多い今。これからの婚活業界を生き抜くには?【17周年のご報告】

2007年に設立してから、まる17年。
本日2024年3月1日、当結婚相談所ジュブレは18年目に突入しました!

これもひとえに、多くの会員様や、
同業、異業種かかわらず、たくさんの方々に支えていただいているおかげです。

結婚相談所ジュブレは17周年を迎えました

そんな日、
さらにおめでたい話が飛び込んできました。
そうです!
ドジャースの大谷翔平さんが、電撃結婚を報告されました。

当然、多くのメディアから質問の雨あられ。
その中で、
「お相手はどんな方ですか、選ばれた理由は?」の質問に、
「いたって普通の女性です。全体的に雰囲気が合っているというか、一緒にいて楽しいからです。」この回答!

ですよね。と、思いました。

結婚相談所で成婚された方が結婚を決めた理由の多くは、
「一緒にいて楽しい、居心地が良い、落ち着く」です。

婚活を頑張る皆さん、ぜひそんなお相手を見つけましょうね!

 

改めまして、大谷さんおめでとうございます!

 

さて、今回はちょっと真面目に、結婚相談所業界の話をさせて頂きたいと思います。

婚活中の方だけでなく、結婚相談所をやってみたい、この仕事に興味があるという方にも伝えたい本音をお伝えしますので、よかったら読んでみてください。

 

結婚相談所の倒産が過去最多

2月上旬に、この結婚相談所業界の倒産件数が過去最多という記事が出ました。

「マッチングアプリ」台頭で苦戦 結婚相談所の倒産が増加、過去最多に(帝国データバンク)

2023年には名の知れた大手結婚相談所が倒産し、
それ以外にも、20件以上の結婚相談所が市場からの退出を余儀なくされたと言います。

結婚相談所は、個人事業として届け出を出さずに開廃業される方も多いことを考えると、実際に業界から退場される結婚相談所は年間20件どころではないでしょう。

 

この業界は新規開業される方も多く、毎年500件以上の新しい結婚相談所が誕生しています。

そしてそのうちの大部分が数年ともたずに潰れてしまっているのは、今に始まったことではないです。

(また、古くから営まれている結婚相談所の場合は、高齢の方々が多い業界なので、
年齢的に事業を畳まれる方が多いことも考慮に入れた方が良いと思います。)

入れ替わりが激しいのはこの業界では毎年のこと。
今回ニュースになっていましたが、私からすると、倒産数自体には、改めて注目することでもないのかなという印象です。

 

結婚相談所は始めやすく潰れやすい!?

婚活ブームの追い風もあって、この業界に参入される方の数はますます増えています。

それこそ個人の副業目的から、コロナ禍でピンチを迎えた大手ブライダル業界の方まで、規模も経歴もさまざまな方が結婚相談所をスタートされています。

この業界のプラットフォーム会社は「結婚相談所で副業すれば儲かる」との触れ込みで、
次々に新規開業セミナー等を開いて参入を勧めています。
(加盟金百ウン十万プラス継続的な会費、手数料その他が取れるのだから、プラットフォーム側からしたら美味しい話です)

 

しかし残念なことに、5年続くのはごくわずか。

個人事業や副業で始めた方々がうまくいかずに相談所を畳まれるケースとしては、

「結婚相談所はパソコンと面談スペースさえあれば始められるらしいし、
人のお世話をするのは好きだし、周りに独身が多いから、入会させてお世話すれば儲かるだろう」

というくらいの考えで始めてしまっている方が多いです。

 

高額の加盟金を支払って念願の相談所を開業したものの、思ったよりも入会者がなく、当てにしていた知り合いも当てが外れ、商売として成り立たなくて、
あえなく倒産されているという経緯をよく聞きます。

お客さんの立場から考えたらわかると思いますが、実績がないなかで結婚相談所としてやっていこうと思ったら、選ばれるだけの(他社以上の)強みを作る必要があります。

価格を下げたって、ジリ貧です。

 

ただ、しっかりと自分の強みを持ち、お客さんに選んでもらって、会員さんの幸せを繋げた時の嬉しさは、ひとしおです。

そういうやりがいというか、やりごたえのある仕事です。

結婚相談所を開業したい方は、そういうものだと思って挑戦されると、後から後悔することが減るんじゃないかなと思います。

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ここまで、結婚相談所の廃業・倒産が増えている件について私なりにいろいろ書いてきました。

とりあえずお伝えしたかったことは、「結婚相談所の廃業が多いのは今に始まったことじゃない」ということです。

ただ、結婚相談所として気を引き締めて考えないといけないのは、

婚活アプリの利用者数・成婚数が伸びているなかで、

結婚相談所ならではの強みってなんだろう。

婚活アプリと結婚相談所の住み分けを今後どうしていくべきか」ということだと思います。

 

結婚相談所、婚活アプリと決定的に違うところは

婚活アプリは、婚活という触れ込みであっても、結婚に対する温度差が大きい世界です。

また、ここではいちいち書きませんが、いまだに詐欺や詐称、ビジネス勧誘など、怖い話も絶えません。

一方で、結婚相談所に登録されているのは、わかりやすく本気で結婚したい方々です。

 

結婚相談所を選んだ理由

・とにかく結婚目的の方と出会いたい
・しっかりとした条件(プロフィール)が分かるお相手と出会いたい
・カウンセラーと相談しながら進めたい
・婚活を短期で終わらせたい
・アプリでは、結婚を考えている方と出会えなかった
・友人や知人が結婚相談所で結婚したから

まだまだありますが、来店いただいた方からよく聞くのはこのような理由です。

 

結婚相談所はサポートを必要としている人のための場所

また、私が最近よく感じるのは、
「結婚を難しく考えがちな人たちも結婚できるようサポートするのが結婚相談所」ということです。

  • どんな方が自分に合うのか、どんな結婚が自分に向いているのかわからない
  • 結婚に対して不安しかない… でも一人はもっと不安

などなど当てはまる方は、一人でやみくもに頑張っても、良い結果は得づらいです。

カウンセラーのサポートを受けながら婚活した方が、断然望む結果は出やすいと思います。

 

実際に、当結婚相談所ジュブレでご成婚された方々の平均活動期間は半年です。

半年で結婚が決まるというと、早いなと思われるでしょうか。

その間、淡々と進まれていると思われるかもしれませんが、やはり合間合間に、いろいろな相談があります。

  • 今までの恋愛経験から、異性との出会いは不安で、上手くやっていけるか心配
  • 恋愛と結婚の違いについてどう考えたらよいのかわからない。恋愛対象かどうかで相手を見てしまう
  • 交際中でも、デート中どんな話をするべきか、次に約束をどう繋げたらよいのかわからない。

こういうことを全部自分で解決し、行動に移せるかたはご自身で結婚相手を見つけられていますが、そういう人はごく少数です。

婚活をしていると、不安になるところや心配ごとが次から次に出てきますし、その内容は人それぞれです。

だからこそ、いろいろな婚活の悩みに対応でき、本音を引き出し、取るべき行動をお伝えできるカウンセラーが必要なわけです。

 

カウンセラーが一緒になって、そのような悩みを一緒に解決しながら進んでも、不安が0にはなりません、
しかし、そんな中でも安心して前に進んでいけるよう、結婚までサポートするのが結婚相談所の役割であり、婚活アプリには決して負けない部分かなと思っています。

 

世の中で、結婚したい人がいる限り、この仕事は無くなりません。

 

と、
長々と書きましたが、
今日から18年目です。

今年は、勝負の年と位置付けていますので、
いろいろなことに挑戦して、今まで以上の出会いと成婚を出して行きたいと思います。
どうぞ温かい応援をよろしくお願いいたします(^^)/

投稿者プロフィール

中村哲男
中村哲男結婚相談所ジュブレ代表カウンセラー
福岡市天神の結婚相談所ジュブレの代表カウンセラー。
婚活カウンセラー歴16年。「早く結婚したい」「幸せな結婚がしたい」人々の悩みを解決し、元気にさせ、背中を押すのが役目。「ありがとう」の言葉が生きがい。福岡の街に幸せな家族を増やしたい。
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