実家住まいは婚活に不利なのか！？マイナス印象を与えないためのポイント

「子ども部屋おじさん」という言葉もある今の時代。

男性でも女性でも３０代以上で実家住まいだと、冷ややかな目で見る人もいます。

実際には、

• 家業や介護などの手伝いをしている
• お金を貯めるために実家暮らしをしている

など、いろんな事情があってのことだと思います。

私自身は、現在実家暮らしの人が婚活のために今からひとり暮らしをするのはおすすめしないという考えです。これについても、後ほどご説明しますね。

ということで今回の記事では、

1. 婚活の世界では実家住まいの人はどう見られているのか
2. 実家住まいの人が婚活やその後の結婚生活で困らないためにどうすべきか

をお伝えしていきたいと思います。

実家住まいは婚活において不利なのか

婚活においては、実家暮らしというだけで「身の回りのことをいまだに親任せなのでは・・・」と警戒されるのは事実です。

会員様にも、

「一人暮らしの経験がない人は正直不安です」と言われる方は男女ともにいらっしゃいます。

まずは実家住まいの人に対する率直な反応を、男女別にご紹介します。

実家暮らしの人に対して、結婚相手として不安に感じることはある？

実家暮らし男性に対する女性の目線

結婚相談所のプロフィールでは、家族との同居/別居が表示されます。

また、プロフィールに載せなかったとしても、
ひとり暮らしか家族と同居かはお見合い～仮交際の段階で必ず話題にのぼるでしょう。

このとき、男性が実家暮らしの場合、女性は次のように想像します。

この情報だけで想像でお断りする方は少数ですが、それでも無視できない不安ポイントであるのは事実のようです。

共働きが普通になった今の時代は、８割超の女性が結婚後も仕事を続けます。

当然、家事は分担と考える方がほとんどです。

※結婚後専業主婦を望む女性であれば問題ないですが、
　その場合は男性の収入がどれだけあるのかが重要になってきます。

一方で、親世代はまだ妻（母親）が家事をするという価値観が根強いため、

息子が成人した後も、お母さんが身の回りのことを当たり前にやっているケースも多いようです。

そうなってしまっている男性（と将来のパートナーの女性）は、価値観の狭間で苦労することになるでしょう。

本当に身の回りのことをお母さん任せの場合

結婚したい気持ちがあるなら、今日から身の回りのことは自分でやる習慣を作りましょう。

どれも実家にいてできないことではないはず。

どうしていいかわからなければ、ご家族に今のうちに教えてもらいましょう。

そして「これからは〇〇は自分が担当するから」と宣言する。

ここまでやってひとまずスタートラインです。あとは実践あるのみ！

実家暮らし女性に対する男性の目線

実家暮らしの女性の場合、男性よりは家事を担っている方が多いですが、

それでも結婚後に料理が出来るのか、家のことをどれだけできるのか気にする男性はいるようです。

炊事洗濯掃除から家事全般、ひとり暮らしであれば自分でやらなければならないひと通りのことを、
どこまで経験しているのか。

交際だけで考えるなら、そこまでお相手に期待することは無いでしょうが、

結婚となると、好きという気持ちだけで解決できることではなく、
これから人生一緒に暮らしていくうえで、男性にとっても女性にとっても重要な課題です。

現在実家住まいの人へ。
婚活でマイナス印象を与えないための方法

プロフィールを徹底活用し「家事やってます！」アピールを。

とにかく相手に不安を与える前に、「家事できます自立してます」アピールをすることが重要です。

男性であれば、

この様に、「今努力していること」「結婚後の家事分担についてどう考えているか」を自己PRに加えておくと、好感度抜群だと思います。

女性であれば、

こんなメッセージがあったらどうですか(^.^)
実家暮らしのマイナスイメージを払しょくでき、なおかつ素敵な夫婦生活を想像できそうですよね。

さらに趣味の欄も活用できます。

料理や日曜大工・・・いまはDIYですね。
家庭菜園なんかもいいですね。

家での生活を豊かに過ごせそうだな、と感じさせる趣味があれば、どんどん書いていきましょう。

実家暮らしのメリットを活かすべし

冒頭にも書きましたが、すでに婚活を考えている方で、
実家暮らしは不利みたいだから、今からでも一人暮らしをしようかと考える方がいます。

私の意見としては、結婚を考えているのに今から一人暮らしするのはやめておくべきだと思います。

不利と思われる実家暮らしであっても、
上記のような工夫と努力で、マイナスイメージを覆すことができます。

また、結婚を考える時点で、
出来るだけ無駄なお金を使うべきではありません。

結婚後はまた二人の住まいに移るでしょうから、今さら引っ越して一人暮らしというのは無駄な出費です。

（将来の結婚相手には自分の新居に来てもらえばいいだろう、という考えはかなり身勝手なのでそれもNGです）

今実家暮らしなら、一人暮らしと比べると生活費に余裕があるはず。

そのお金を出来るだけ貯金に回し、結婚後の資金として備えるのが賢いやり方です。

※ちなみに実家の状況があまりにもプライベートがない、婚活をやっていく上で、実家にいたら交際相手との関係を大事にできないかもしれないという理由であれば、今の段階で親元を離れるのもありだと思います。

まとめ：努力している人にとっては
実家住まいも問題じゃない

ひとり暮らしが当たり前で生きてきた人にとっては、
結婚相手が実家暮らしだと、家事が出来ないのではというイメージと結び付けがちでしょう。

その悪いイメージを払しょくできるのが、
ここまで述べてきたような自己PRであり、お見合いや交際中の会話です。

それは口だけではなく、本当に実践していることが大事です。

必要以上に自分をよく見せようとする必要はありませんが、

自分自身が将来どんな結婚生活を望んでいるのかを明確にし、そのために努力していれば、

おのずと言葉と行動に説得力がでます。

実家暮らしならではのメリットを活かし、共同生活に必要なことを今のうちに身に着けようとしている人は、男女関係なく魅力的に映ると思います。

そうなったら、実家暮らしはハンデでもなんでもなくなりますよ(^.^)