交際相手の気になる癖や嫌なところ。本質的な部分でないなら、もう少し様子をみるのも吉です。

この様なお見合い結果、当社でもよく聞きます。

プロフィールは良いのに、もったいないな～と、私もその会員様本人も思ってしまうような結果。

もちろん、この先ないなと感じる方と無理に続ける必要はまったくありませんが、

なかなか交際に進めない、または仮交際どまりで別れてしまう方は、

少し考え方を広げて続けてみることで、うまくご成婚までいく場合もあります。

「交際中、一度は断ろうと思ったけど、
この方との結婚を決めました」

以前成婚退会された女性の言葉です。

男性は３０代の国家公務員の方で、年収も良いのでお申し込みがかなり多かった方でした。

当結婚相談所の会員ではないですが、
仲の良い相談所所属の会員様だったので、よく話に聞いていました。

たくさんお見合いをし、交際へもほとんど進むけれど、だいたい仮交際段階でお断りされるのだそう。

その理由が、「突然ぶつぶつ独り言を言う癖がある」というものだったそうです。

当女性会員様も同じ理由で断ろうとしたのですが、
もう少し頑張ってみようと思い交際を続けた結果、

不思議と男性の癖は気にならなくなってきました。

反対に良い点が多く見えるようになってきて、あとは成婚までたどり着くのに時間はかかりませんでした。

女性がもう少し続けてみようと踏みとどまれた理由は、

• 別の良いところを見てみようと思ったこと
• 男性がぶつぶつ言いだした時、何を言ってるんだろうかと話を聞いてみる方向に気持ちを切り替えたから

でした。

ひとりごとの内容は、よく聞いてみるとその時々思っている他愛もないことで、
つい無意識に口に出てしまう癖があるだけだった。

わかってみればそんなに気にすることでもないな～と、男性の癖を受け入れられたそうです。

本質的でない欠点や癖は、
慣れると気にならなくなることも多い

女性にとって、この男性は純粋な所が最初から好印象でした。
無粋な話をすることも、不快になるような話もない。

パートナーとして安心できる人だということが女性自身わかっていたから、
引っかかりを乗り越えて、交際を続けようという気持ちになれたと思います。

成婚退会時に女性が言っていた一言、

この言葉がすべてを物語っているなと感じました。

女性も、お相手の本質をしっかりと見れたんですね。

お相手を見る時、会話や見た目、行動、いろんな面からその人のお人柄をはかると思います。

これが結婚後も尾をひきそうなその人の本質にかかわる部分なら、
受け入れられないと思ったらお別れするのが正解です。

でも、いわゆる癖だったり、緊張ゆえにやってしまっていること、服装面などは、
時間がたつと見え方が変わってくる可能性が大いにあります。

たとえば、

• 男性がお見合い時に自分の話ばっかりしていたのは、ただ緊張していて、会話をリードしなきゃという気持ち故だったかもしれない。
  お互い慣れてくれば、心地よく会話できるようになるかもしれない。
• 今回の例のような「癖」は、時間がたてば気にならなくなってくるかもしれない。
• 服装のセンスがいまいちなら、女性が自分の好みのスタイルに変えていけばいい。

相手に引っかかりを感じたら、修正可能なことなのか、そうでないのかをまず考えることをおすすめします。

修正できる可能性があるなら、もうちょっと続けてみるのも大いに有りですよ！

（※この「修正」は、相手を変えるというより、自分の見方を変えられそうか、という意味です。）