結婚相談所で結婚を決意した理由。とある３８歳女性の場合

昔からうっすら思い描いていた理想の結婚と、

実際に婚活をしてみて感じる現実との違い。

うまく折り合いをつけて結婚するために必要なものは何なのか。

皆さん何を決め手に結婚相手を選んでいるのか。

 

先日、当結婚相談所で成婚退会された女性とあらためてお話する機会があったので、
今回は彼女が結婚を決断するまでの流れを、ストーリー仕立てでお届けしたいと思います(^.^)

 

結婚相談所に入るまで～いつかは出会えるだろうと思っていた日々

いつの間にか、３７歳に。

このまま一人で暮らしていく事は決断できない。

職場は既婚者ばかりだし、
周りからの紹介も期待できない。

友人たちは、子育て奮闘中で、
飲み会どころか、お茶にも誘いづらい。

 

恋人すら出来ない数年。

そんな毎日で、どうやって結婚相手を見つけることが出来るのか。

婚活アプリを少しやってみたけど、とにかく怖い話も多いし、
アプリ経験者の友人が「プロフィールと違うこと多いよ」
と言っていたことが頭をよぎりすぐやめた。

時間がないんだからやっぱり結婚相談所しかない、と決意して、結婚相談所に登録した。

 

結婚相談所に登録して初めて感じたこと

あれよあれよと登録が完了し、
お相手検索ができるようになった。

中村さんは「どんどん申し込みしましょうね」と言っていたけど、

実際に、誰と会うべきなのか、
自分がどんな人に会いたいのかわからない。

これが正直な感想でした。

お見合いのお申し込みが数件来て、プロフィールだけではなかなかピンとこないけど、
とりあえず会ってみた。

会ってみた感想は、「どうかな～～」という感じ。

別段面白くないし、話が合わない。
顔は悪く無かったし、収入がある人だったから会ったけど・・・

それでも、
この先一人で生きていく決断は出来なかったので、その後も頑張ってお見合いをこなした。

 

その中で、一緒にいて嫌な感じがない、ぐいぐい来てくれる男性と交際が進み、
真剣交際を受けることにした。

 

２０代や３０代前半の頃なら断っていた男性

正直に話すと、
３０代前半までの出会いなら、お断りしていたかもしれないな、という方です。

そもそもタイプではないし、少し癖があった。

しかし、
自分の年齢や、将来的な安心感、お相手の年収や仕事内容、何より居心地、
全てを加味して、プロポーズをお受けしたのが結論でした。

 

プロポーズを受けた理由

ここまで気を遣ってくれる方はいないと思った

これも率直にプロポーズをお受けした理由。
もともと話は合ったし、一緒にいてそんなに気を張ることが無かった。

過去には、自分の話ばかりする方もいたが、
基本私の話に合わせてくれた。
これから先を考えると、こんな人とはもう出会えないだろうと思った。

 

自分の生き方や考え方を理解してくれた

今までに、この人と結婚するかもと思った方はいました。
しかし、
自己中なところがあったり、私の考えは間違っていると上から言ってくる方で、結局お断りした。

プロポーズを受けた方は、自分の考えはあるが、決して押し付けたりしない。

話は聞いてくれるし、
何なら自分のやりたいことや時間の使い方、趣味も含めて、
受け入れてくれた。

 

この人なら自分を大切にしてくれると感じた

あらためて、
若い時ならプロポーズを断っていたであろう相手です。

タイプでは全くないですし、
少し私が嫌な癖はあります。

でも、プロポーズを受け結婚を決めた一番の理由は、
自分を大切にしてくれそうだったからです。

もうじき４０代に突入する私が、
ここまで自分の事を受け入れてくれる方とこの先出会えるだろうかと、何度も自分に問いました。

もちろん、
自分も完ぺきではありません。
終始、選ぶ立場のような話し方をしてしまったかもしれませんが、
率直な話をしたかったので、この様な言い方になりました。

私も癖はあるし、頑固だし、わがままと母から何度も言われました。
なので自覚はあります。
そういった自分の面も、この歳になって初めて受け入れられた気がします。

 

結婚相談所での結婚は、本音で難しいと思いましたし、
数回のお見合いでもやはり無理かもと思ったことは何度もありました。

しかし、
中村さんからのアドバイスを胸に、頑張ることが出来ました。

• 素直にならないといけない
• お相手の評価ばかりでなく、自分の事も見つめないといけない
• 結婚したいという気持ち、最初の気持ちを思い出す　　etc

とりあえずしっかりとメモに取った言葉です。

 

これから先、結婚生活で腹が立ったり悩んだりすることもあるでしょうが、
そのたびに思い出そうと思います。

なにより、この人と結婚を決めてよかったと、今感じています。
しっかりとお相手と向き合って、人生楽しんでいきたいと思っています。