お見合いであんなに盛り上がったのにお断りの連絡が。なぜ！？

 

「今までどんな彼氏と付き合っていたの？」
「いつ頃から、何で結婚相談所に入ったの？」

久しぶりに聞いたお見合いNGのバッドワード。

お見合い後の女性会員さんから、交際をお断りしたいと電話がありました。
その理由として挙げられていたのが、上記の言葉です。
デリカシーのない方なので、お断りをお願いしますとのこと。

ちなみに、お相手の男性からは、是非にと交際希望でした。

 

お見合いに表れる男女のコミュニケーションの違い

何故、これだけ男性と女性の間で温度差が出るのか。

そこには、男女のコミュニケーションの仕方の違いが表れています。

女性は、その場その場で本心は置いておいて、上手にソツなくお見合いを済ませます。
腹の中ではこの男性無いな！と思っていても、笑顔で話を聞き、上手に受け答えされる女性が多いです。

その反対に男性は、気持ちがストレートに表に出る方が多く、女性の対応もそのまま受け取ります。
気に入った女性であれば、
「凄く楽しかった。笑ってくれたし、会話も楽しめた。
仮交際に進めるのは間違いない！」

結果、お断り。
え！！！！？？？　なんで。

 

デリカシーのなさで嫌われる男性の背景

お見合いで余計なことやデリカシーのないことを言って嫌われてしまう男性というのは、
今まで、女性と仕事以外で会話が無かったり、
毎日、パソコンと向き合う仕事だったり、
私生活でほぼ女っけがなかった男性に多いです。

擁護するわけではないですが、無理もないかなって考えます。

だからこそ、結婚相談所のカウンセラーは、
そのＮＧワードを言わないように教育をするのが役目です。

今回のお見合いの例でもお分かりの通り、無邪気にお見合いを楽しみ、
仮交際に進めると思っていたのにお断りされてしまったのは、
相談所側がその教育を怠ったことが、一番の理由です。

 

デリカシーが無い点は、何も会話だけとは限りません。

例えば、初デートの時。
女性は、お洒落をして辛いヒールを履いてくるかと思いますが、それをわからず、
すたこらさっさと自分のペースで歩く男性。
歩行中、車道側に歩かせる男性。
エスカレーターの乗り方もおかまいなし。

これも、知らないからというのがおおきな理由です。

知って納得すれば、改善するよう行動を変えることができますから、
その後は良いほうに進展していきます。

 

その男性が本当に、結婚不適合者なのかと問われると、
そんなことはありません。
プロフィールを見る限り、真面目に仕事をしてきた方だと思います。

そのデリカシーの無さが欠点であるなら、
会話の練習を重ね、なぜお相手が不快に思うのかの根本を教えることで、
かなり前進できると思います。

 

初デートで気を付けること

せっかくなので、ここで、会話のほかにも初デート時に気を付けてもらいたい点をもう一つ。
初めてのデートは、３時間くらいがちょうど良いです。

男性は、気に入った女性とならもっと居たい、
もっと時間が欲しいと思うもの。

しかし、初めてで緊張もするし、共通点も少ない中で、
長時間だと気疲れも半端ない。

結果、配慮が無いと思われかねないです。

なので、
３時間くらいで終わり、物足りなさを感じてもらえるくらいがちょうど良いです。

こういったところも、カウンセラーが日々意識するように伝えていきたいところ。

 

女性と交際をしたことがなかったり、
付き合っていたと勘違いをしてしまった男性は、
そもそもの女性の扱いを知らなかった。

それが結婚相談所でもうまくいかない原因です。

 

長年結婚相談所をしてきて、男性会員に伝えるのは、
最初から自分は女性の扱いが分かっていないと思うようにということです。

「そんなことは分かっています！」という男性ほど、
ネットやYoutube等で得た知識を勘違いした形で使って、女性に嫌われるということがあります。

そんな経験のなかでの気づきももちろんあるとは思いますが、
いちばんはカウンセラーに聞くことです。

いまの世の中の女性は強くなったと言われます。
ただ、職場では恐ろしく強い女性でも、
この結婚相談所の世界の中では、当然丁寧に女性としての扱いを受けたいものですし、
そうしてくれる男性を選びます。

そのことを男性がわかることこそが、
上手く結婚まで進めるためのスタートラインだと思いますよ(^^)/