お見合いで会話が途切れたらどうしたらいい？

今朝、いつもの様に徒歩で事務所へ通勤している時のこと。
信号待ちの女性から、
「あ！お久しぶりです(^^)」と、声を掛けられた。

え！？
近づいていくと、
当結婚相談所の元会員だった女性でした。
小さなお子様二人一緒にいたので、すべてが一致するまで少し時間がかかりました。

この会員さんとは縁があって、
二人目のお子さんがお腹の中にいた時にも街中でばったり会っていました。
その子が今一歳になったそうなので、約一年少しぶりにお会いしたと言う事です。

次回お会いした時には、小学校や中学校に入った話になりそうです(^^;

 

その後は、初お見合いの会員さんがいたので、お見合いの立ち合いに行ってまいりました。

 

 

よく会員さんからも聞かれることですが、

「お見合い中、会話がもつか心配です…。」

というお悩みに、今回は答えていきたいと思います。

 

お見合いで会話が途切れた時、どうしたら良いですか？

 

お見合い中に会話が途切れる事はよくあります。
その時どの様にすれば良いでしょうか。

反対に、話題が尽きず、盛り上がる会話というのは、
「共通の話題」「共感」が多い時です。

共通の話題を探すためには、お相手の情報が必要。

お相手の情報を得るためには？

そう、質問をする事が一番ですよね。

必然的に、会話が生まれてきます。

 

たとえば無難に、
好きな食べ物や苦手な食べ物。
旅行に行った先や美味しかった食べ物。
良く行くお店　等…。

気軽に考えたら、いくらでも会話は出てきます。

ただ、気軽に考えたらできそうな話でも、
お見合いの場ではなぜか出てこなかったりしますよね。

これは緊張や不安、自信の無さが原因です。

もっとも、お見合いに慣れ感が出ているのもいかがなものかと思いますから、
緊張していて当たり前くらいに思っておいたほうがいいです。

場慣れ感は、お相手から不審に思われやすいですし、
適度な緊張は、必要です。

緊張しながら、一生懸命に話す姿は誠実に映ります。

 

会話に困ったとき、救いになるのが笑顔

お互い緊張するお見合いだからこそ、
笑顔の力を借りましょう。

会話に困った時も、とにかくほほえみを絶やさず、向き合う。
間違ってもスマホ画面に逃げたりしない。

笑顔は、とてもとても大切です。
笑顔があるだけで初めての方にも受けとけやすいし、
何より話しやすくなり、壁が無くなります。

 

質問力のもとになるもの

そして、先ほど話していた質問。
質問力は、お見合いでもとても大事なんです。

質問力を高めるためには、次のような力が必要になってきます。

①想像する力
②工夫する力
③考えを理解する力
④問題を解決する力

そして、一番大切なこと。

それは、お相手に対して興味を持つことです。

 

結婚相談所のお見合い、質問するなら

せっかく結婚したい者同士、お見合いという場で出会っているのですから、
将来の結婚観についても話しておきたいところ。

たとえば、次のようなことを話題にしてみるのはどうでしょうか。

１，仕事の事

やはり仕事に情熱を持っているかどうかは大切な事です。
熱心に取り組んでいることについて語る人は魅力的に見えますし、
そのあたりを聞くことで、将来性など感じ取れると思います。

また、もし愚痴ばかりだったり、もうやめたいとかいう話ばかり出てくるようであれば、
この先一緒にいる価値は無いかもという判断にもつながってきます。

 

２，子育てについて

今の共働きがマストな時代。
子育てに対してどのように考えているかは、重要な事。

特に子どもを強く望んでいる方であれば、
子どもが好きか、結婚したら子どもは欲しいかどうかなどは、
これからを考えるうえでの根幹に触れる質問でしょうから、お見合いの段階で聞いておくのが良いと思います。

また、
とりあえずお見合いの時だけ合わせておけば良いというような
楽観的な男性を見分ける事もできるはずです。

 

３，趣味にかける時間、お金

趣味に関しても、話が盛り上がりやすいというだけでなく、
これからの結婚生活への影響が少なくない隠れ重要ポイントです。

何にどれくらいに熱量を持っているのか、

その趣味には時間がかなり取られるのか、お金はどれだけかかるかなど、
つっこんだ話はまだできなくても、ある程度読めるかと思います。

 

４，親についてどう思っているか

親御さんとの関係性も、結婚を考える相手なら外せない話。

お見合いではあまりつっこんだ具体的な話はできないにしても、
普段どんな関係性なのかは聞いておくと良いです。

自分がご両親が大好きで大切に思っているなら、
お相手の方も同じであって欲しい、等々の思いもあるでしょう。

 

５，どんな家庭を築きたいか

これも、ざっくりとした質問ですが、
理想の家庭像を聞いてみるのも良いでしょう。

自分と価値観が似ているかどうか、
家族を考えた将来を見すえている人なのかどうか等、フィーリングの部分を判断できます。

さらには、
話し合いが出来るかどうかも大事です。

 

まとめ：質問は大事。でも面接官にはならないでね

上に挙げたような質問は全て、
自分の考えと近いかどうか、この人と結婚したらどうなるかをイメージできる材料です。

ただ、面接官のように質問攻めにするのは禁物ですよ。

お見合いはお相手を評価する場ではなく、仲良くやれそうかどうか、お互いのフィーリングを確認する場です。

初対面からいきなり上から目線で評価してくる人とまた会いたいと思う人は、いませんよね。

 

そして、お相手の答えが少し自分と違っていたからといって、即NGを出していたら、たぶん一生結婚できません。

考えが全て同じ、自分の理想通りなんてことはまず起こりません。
ただ、半分以上は同じ、あるいは歩み寄れる方とこの先を考えたいところ。

 

「それ分かる！」
「一緒一緒！」
友人と共感できる時はこのようなノリになると思いますが、
結婚相談所のお見合いでパートナーを見つける際も、ノリは置いておくとしても、
共感は大事。

そう意味で、お相手に質問したいことを前もって考えておくと、お見合い時の会話に困らないだけでなく、
仮交際に進めるか否かの材料にもなりますよ。