【自分と向き合うシリーズ】婚活で好かれる「自然体」って？

前回に引き続き、婚活に必要な「自分を見直す」というテーマでお届けします。

こういう方が陥っているポイントと、うまくいかないループから抜け出すための方法をお伝えします。

事例：婚活で好かれるための努力が裏目に！？

この方たちも一生懸命、お見合い相手に好かれるように努力しているのが感じられます。

しかし、 どうしても好かれないのは、見え見えの作為というか不自然さが感じられるから。

嫌がられるポイント

まず表面的なツッコミを入れさせてもらうと、

犬を映り込ませるのも話のネタにはなるでしょうし、お相手によってはウケるかもしれませんが、
あざとさが透けて見えると逆効果になります。
お見合いでは、誠実さや真面目さを出したほうが良いでしょう。

また、あまりお金を持っていることをPRし過ぎると、
女性目線では「お金目当てと思われたくない」と申し込みをしにくい状況を作ってしまいます。

ただ、この方々が陥っている問題は、方法のまずさではなく、もうちょっと深いところにある気がします。

婚活で好かれる「自然体」って？

よく間違われるのですが、自然体といっても「あるがままの自分で好かれたい」とか、「何も努力せずに自分にぴったり合う相手を求める」というのは違います。

婚活で好かれるのは、自然体の優しさや誠実さを出せる人です。

この先長い時間を共に過ごす結婚相手探しだからこそ、作られたものではなく、素の状態で居心地よくいられる人かどうかを見ると思いますし、お相手からも見られます。

と思うかもしれません。

しかし、婚活で好かれる自然体を引き出せるような自分の「状態」は、意図的に作ることができます。

自然体は作れる！？

そもそも、
自分が自然体で話せる時はどんな時ですか。
誰といるときリラックスして、楽しい気分でいられますか。
また、自分といて楽しそうにしている人の顔は浮かびますか？

私の場合は、仲の良い友人や家族と一緒の時は、
緊張せず、気を張らずに自然体でいると思います。

そういう状態の時、自分は相手に好かれようと頑張っているわけでも、
嫌われないように気を張っているわけでもないのでは。

そういうことに意識を使わず、目の前の相手との会話に夢中になったり、
一緒に何かやっていることに集中しているのではないでしょうか。

そういう時の気分や状態を、ちょっと意識的に覚えておいてください。

そして、お見合いやデートの時、そういう自分の状態に近づけるようにしてみてください。

まだよく知らない相手にそんなの無理でしょ、と思うかもしれませんが、
自分の行動（話しかける言葉、相手の話を聞いているときの表情や態度）は変えることができます。

笑える話をしたりして、笑顔で話す。
趣味など共感できる話を探す。
友人と話しているかのような感じで楽しんで話す。

それこそ最初はぎこちなく不自然になるかもしれません。

ですがリラックスしてお相手と楽しめる瞬間をつかめたら、だんだんそういう時間が増えていきますし、それがあなたの自然体になっていきます。

婚活で好かれる「自然体」とは、相手との時間に集中できている状態

この二つは、同じようなことをやっているように思えるかもしれませんが、似て非なるもの。相手に与える印象はまったく異なります。

１は自分自身に意識のベクトルが向いているのに対し、２は一緒にいる相手に意識が向いています。

１は自分が好かれるための努力、２は相手を楽しませるための努力です。

これまでいろいろに努力してきたのにお相手からの反応がよろしくないという場合は、
自分の意識がナルシスト的になっていなかったか、しっかりお相手と向き合えていたかを振り返ってみてください。

婚活に限らず、人間関係で好かれる人というのは、他人に興味をもって向き合えて、自分も他人も無理することなく楽しい時間を共有できる人です。

魅力的な立ち居振る舞いや、魅力的なステータスというのは、その後からついてくるものです。

どうか順番を間違えず、
お見合いでもデートでも、お相手一人一人と自然体で向き合い、一緒に楽しい時間を過ごすという原点に立ち戻ってみてください。