お見合いしたいと思える方がいない婚活を乗り切る方法8選

心理状態でわかる停滞サイン

心理が疲れていると、お見合い相手を正しく判断できず、魅力も感じにくくなります。
ここでは、そのサインがどう現れるのかを具体的に解説します。


①「誰を見てもピンとこない」状態が続く

結論からいえば、これは判断力の一時的な低下が起きているサインです。お見合い写真を見ても感情が動かず、好奇心が湧かなくなります。

たとえば、以前なら「この人、話してみたいかも」と思えたタイプでも、
今はなぜかスルーしてしまう場合があります。
これは脳が刺激に鈍くなり、良し悪しの判断が曖昧になっている状態です。

一方で、心が元気なときは自然と“気になる人”が目に入りやすく、小さな魅力にも反応しやすくなります。

こうした流れが続くとき、心の疲労が濃くなっているといえます。まずは判断力を取り戻すための休息が必要だと判断できます。


② 条件でしか人を見られなくなる

お見合い相手を「年収・身長・学歴」など数値だけで判断してしまう状態です。
心理学的には、“条件のフィルターが強まりすぎている状態”といえます。

たとえば、プロフィールに「優しい」「誠実」と書かれていても、
それより年収や身長の数字ばかり目に入る場合があります。
これは本来の相性を見る前に“足切り”を無意識にしている状態です。

一方で、心に余裕があると、人柄や雰囲気などの“非数値要素”にも目を向けやすくなります。

条件思考が強まっている時期は、魅力を正しく判断できない時期といえます。


③ 比較思考が強くなりすぎている

「もっと良い人がいるはず」という思考が止まらなくなる状態です。
これは“選択肢疲れ”と呼ばれ、心理学でも有名な現象とされています。

たとえば、

  • 顔は良いけど、年収が…
  • 年収は良いけど、趣味が合わない…

このように欠点探しが止まらなくなるのが特徴です。

逆に、本当に心が整っている状態では、「会ってみなければ分からない」というバランス感覚が自然と戻ります。

この状況に気づけた時点で、少し休むタイミングといえます。


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視点を変えることでわかる改善のサイン

停滞期は、視点をわずかに変えるだけで動き出します。
ここでは“目線の切り替え”によって魅力を再発見できるポイントを整理します。


④ 「会ってから判断」スタイルに切り替える

結論からいえば、プロフィールだけで判断し続けると“魅力の見落とし”が増えるものです。
写真や文章では伝わらない情報が、お見合いには数多く存在します。

たとえば、実際に話してみたら
「思ったより話しやすい」「声のトーンが落ち着く」
など、写真では分からなかった魅力に気づくケースは非常に多いものです。

反対に、写真だけで魅力を感じないからとスルーしていると、出会いの幅が極端に狭くなります。

会ってから判断する姿勢に切り替えることで、良い相手と繋がる可能性は一気に広がるといえます。


⑤「最低限OK」ラインを基準にする

理想が高すぎると、誰にも興味が湧かなくなります。そこで有効なのが**“最低限許容できるライン”を明確にすること**です。

たとえば、
「清潔感がある」「誠実そう」「会話が普通にできる」
この3つがそろえばまずは会ってみる、という基準にします。

一方で「完璧な相手を探す」状態だと永遠に決まらず、常に不満を探す婚活になってしまいます。

最低限ラインに切り替えることで“現実の相性”が見えやすくなると判断できます。


⑥「相性が悪くない人」を基準にする

魅力は“強く惹かれる人”より“相性が悪くない人”から生まれるケースが多いものです。恋愛は刺激より安定から始まるという研究もあります。

たとえば、
・テンションが近い
・会話の速度が合う
・沈黙が気まずくない

こうした地味なポイントの方が、長期的な結婚満足度を左右します。

一方で「トキメキがないから」と切り捨ててしまうと、安定した関係の芽を逃しやすくなります。

相性の良さを基準にすると、出会いの質が自然と上がるといえます。


行動のリズムでわかる停滞突破のサイン

行動を少し変えるだけで、停滞感は驚くほど軽くなります。ここでは、具体的な行動による改善策をまとめます。


⑦ 1〜2週間の“完全休息”をつくる

結論から言えば、休むことは弱さではなく、成果が出る婚活の“必要プロセス”です。

たとえば、
・アプリを閉じる
・お見合いを一時ストップする
・疲れた原因を書き出す

こうしたリセットの時間を取ると、判断力が回復します。

反対に、疲れたまま続けると「誰にも会いたくない」状態が長引きます。

短期的に休むことで、出会いの感度は驚くほど戻るといえます。


⑧ カウンセラーに正直に“今の気持ち”を伝える

婚活停滞期を1人で抱える必要はありません。カウンセラーに状況を伝えるだけで、負担が軽くなり、新しい視点が得られることがあります。

たとえば、
・条件の見直し
・紹介タイプの調整
・休息タイミングの提案

こうしたアドバイスによって、あなたのペースに合った婚活に戻ります。

一方で、一人で抱え込むと「自分だけがうまくいっていない」という錯覚を強めてしまいます。

気持ちを共有することが、停滞期を乗り越える一番確実な方法だといえます。


まとめ:疲れからくる普通の状態

「お見合いしたいと思える方がいない」時期は、婚活女性なら誰にでも起きる自然な現象です。

これは心の疲れや選択肢疲れ、条件思考の強まりなどが原因で、
人を魅力的に感じにくくなっている状態です。

乗り切るためには、プロフィールだけで判断せず、会ってから判断に切り替えること、
基準を“最低限OKライン”に下げること、そして短期休息で心を整えることが効果的です。
また、カウンセラーに正直に気持ちを共有することで負担が軽くなり、視点がリセットされます。

停滞期は成長のサインでもあり、乗り越えた先で出会いの質が大きく変わるものです。


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投稿者プロフィール

中村哲男
中村哲男結婚相談所ジュブレ代表カウンセラー
福岡市天神で数々の幸せなご成婚をサポートしてきた結婚相談所ジュブレ代表カウンセラーの中村です。
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