婚活アプリ、婚活パーティ、同棲。結婚を望む女性たちがハマる罠

 

「婚活アプリで、出会いましたが結婚に興味のない男性でした。」
「婚活パーティで、何度か出会いましたが、
遊びの男性でした。」
「結婚前提で同棲をしていました。しかし、
何年たってもプロポーズもなく、結局別れました」

 

結婚相談所にお越しいただいた女性からよく聞くお話です。
今回は、以下の内容を深く掘り下げたいと思います。

 

目次
１．婚活アプリの信憑性
２．婚活パーティでの男性の目的
３．同棲から結婚に至らない理由

 

１．婚活アプリの信憑性

婚活アプリに登録している方

今の時代、独身女性の大半は婚活アプリを利用していると言っても過言ではありません。
女性一人あたり３つのアプリを利用している方も多いそうです。
そんなごくあたりまえの存在になった婚活アプリですが、
結婚という目的を考えた時、信憑性はどれほどあるのでしょうか。

 

結論から言うと、アプリはとにかく虚偽の内容が多い。

先日当相談所ジュブレに登録された女性がおっしゃっていました。
「相談所の男性会員を見ていると、婚活アプリに登録していた男性がいたんです。
その男性、年齢も年収も婚活アプリで書いていた内容とは違っていました。」

アプリは年収や職業、学歴、既婚未婚でさえ、自分の好きに盛ることのできる世界。
ちょっとだけ盛ってみるか、がどんどんエスカレートしても、
だれも真偽を確認することができない。

※なかには安全性の高い婚活アプリもあると思いますが、
今回は、そうではない婚活アプリについてです。

 

もちろん独身の方も登録していますが、遊びたいだけの既婚者や営業目的で登録している方も多い。
そんな方たちの中で、結婚を考えている男性を見つけるのは、
なかなか至難だということが分かると思います。

 

結婚相談所は、カウンセラーがフィルター

結婚相談所では、独身証明書や住民票といった公的書類で身元を確認します。
さらに男性からは、源泉徴収票のコピーを頂きます。
そして、カウンセラーが直接面談し、会員様として活動いただくのに問題ないかどうか
人の目で確認してから登録に至ります。

 

婚活アプリはこの過程が無いため、適当な内容で登録している方が多いんです。

 

 

２．婚活パーティでの男性の目的

 

お次は婚活パーティに来る男性の考え方について。

基本的に、遊び目的の男性しか参加しないと言ってもいいです。
結婚を考えて参加している女性との温度差は、かなりのものだと思います。

 

婚活パーティに参加する女性を男性はどう見ている？

結婚相談所内でも婚活パーティは行いますが、
それは結婚相談所に登録されている方ばかりなので、
結婚目的の方だと最初からわかっている。

 

しかし、一般の婚活パーティに参加している男性に、
結婚目的かと尋ねたところ。
「遊び相手を見つける目的で、参加しています。
こんなところで、結婚相手見つけるわけないじゃないですか。
女性も遊び目的で参加しているはずですよ」
との回答。

 

もちろん全員がそうだとは言いませんが、自分が遊び相手目的で来ているだけに、
女性の参加者も同じ気持ちだと男性は思っているようです。

 

婚活パーティに参加している女性の心理

「出来れば、結婚相手に出会いたい。
３０００円で見つかるなら安いものです。
沢山の方と出会えるので、可能性もぐ～～んと上がります」
こんなコメントを頂きました。

女性は、結婚相手を見つける目的で参加しているのが顕著に分かります。
しかし、どこかあわよくば的な気持ちも見え隠れ。

 

 

３．同棲から結婚に至らない理由

 

はっきり言って、今まで初めてのカウンセリング中に
涙を流しながら話される方に一番多かった事情。
「同棲していて別れたので、結婚相談所で婚活を始める決意が出来ました。」

 

同棲は、男性にとっていつでも逃げやすい環境

何といっても同棲目的の男性は、結婚して縛られたくない。
しかし、
パートナーが気に入っているので、一緒に暮らしたい。
基本わがままな男性が、同棲を言い出しやすい。

 

一緒に暮らすことで、便利に使われやすいのが女性。
炊事洗濯家事全般。
最初は、何かと楽しい二人でも、
時間が経てば、何で自分ばっかりと思ってしまう。

 

その挙句、もめごとが増え、「分かった！お前と別れるわ」
と簡単に家を出るあっけなさ。
ああ無常。。。

 

同棲から結婚に至らない理由

夫婦にあって、同棲しているお二人に無いもの。
それは、何といってもルールや縛り、他人からの目。
面倒になったらいつでも別れやすい。

 

一緒に住むことで、どうしても嫌な面が目についてきます。
協力してくれない事で愚痴も多くなる。

お互い仕事をしていれば、家事もフィフティにしないといけないはずだが、
「食事は作ったことが無いからできない」
と、男性。
レシピは日本語で書いてあるので、字が読めない３歳児なみの言い訳だと思います。

 

お互いにストレスがたまった挙句、
さようなら・・・。
「同棲してから、結婚する約束したじゃない」と男性に話しても、
上の空。

 

まとめ

１００均に、商品のクオリティを求めてはいけないように、
タダだから良いかの発想から、
真剣な出会いを求めるのもいかがなものかと思います。

結婚相談所に登録する際、入会金が高いと思われるかもしれないが、
それだけの理由はあります。

 

同棲から結婚に至らない理由、
分かりやすく書きましたが、
制約のない気楽な暮らしから、責任と制約のある暮らしにはなかなか進めないもの。

 

そもそも、同棲自体が中途半端と言う事。
そんな事は、
始める前からお互いに分かっていたこと。

 

改めて、結婚を考えた場合、
大切なのは、安全で安心できるパートナーとの出会いが必要だという事だと思いますよ(^^)