婚活男性へ、今のままでは婚活から女性がいなくなる

2025年7月12日 2025年7月12日中村哲男

中村哲男

～何か勘違いしている婚活男性たちへ～

30代の婚活女子が結婚相談所を訪れる理由の一つに、「真剣に結婚を考えている男性と出会いたい」という想いがあります。でも実際には、お見合いや交際の場で「がっかり」してしまうこともしばしば…。
それは、婚活男性が“ちょっとした勘違い”をしてしまっているからかもしれません。

今回は、**「30代婚活女子結婚相談所」**というキーワードを軸に、女性が婚活に疲れてしまう理由、そして婚活男性に求めたい姿勢についてお伝えします。

勘違い1：上から目線の発言がカッコいいと思っている

「君はまだ結婚に本気じゃないよね？」
「俺だったらもっとこうするけど」
こんな“上からの言葉”に、女性は内心ドン引きしています。

自信があるのは良いこと。でも、謙虚さや相手へのリスペクトが欠けた言動は、かえって“傲慢”に見えてしまうのです。婚活の場では、「対等な関係」が信頼につながります。

勘違い2：思いやりよりも自己主張が先行している

会話の中で自分の話ばかりしてしまっていませんか？

自分の仕事の話
自分の趣味の話
自分の人生観

もちろん、自己開示は大切。でも、それだけでは「この人、私に興味ないのかな…」と女性に思われてしまいます。婚活では、**“思いやり＝相手への関心”**が何よりのアピールポイントです。

勘違い3：優しさ＝自己満足だと思っている

「車で送ってあげたのに感謝されなかった」
「レストランを予約したのに喜んでくれなかった」
そんな不満を持っていませんか？

それは“優しさ”ではなく、**「してあげたことに見返りを求める態度」**になっている可能性があります。本当に女性が求めているのは、「あなたのために」という思いやりの気持ちなのです。

勘違い4：客観的に自分を見られていない男性が多すぎる

婚活では、自分の理想だけを押し通してしまいがちですが、**“選ばれる側でもある”**という視点を持つことが大切です。

よくある例：

年収や年齢だけで女性を選ぼうとする
「若い子がいい」「家庭的な人がいい」と理想を並べる
女性に自分を合わせているつもりで、実はマイペースすぎる

自分自身を客観的に見直し、相手にとって居心地の良い存在であるかを考えてみましょう。

婚活女子が本音で言えない「がっかりエピソード」

体験談風にご紹介します。

「プロフィールでは“聞き上手”って書いてたのに、全然話しかけてくれない…。沈黙が多くて苦痛でした。」（32歳・会社員）

「お見合い中、ずっと自分の武勇伝ばかり。私に一つも質問してくれなくて、疲れました。」（35歳・保育士）

「相手の考えがよくわからず、何を考えているのか不安でした。リードしてほしいのに…」（30歳・医療系）