結婚相談所でも無理！結婚を難しくしている条件の壁
中村哲男
当結婚相談所で婚活を始める皆さんには、スタート時に、
自分が結婚相手に求めたい条件を書いていただくようにしています。
そのひとつひとつを一緒に見ながら、
これは実現可能な条件で、こっちは難しいかもというような話をしますが、
そこで切り替えられる人と、変えられない人とで、成婚までの難易度に圧倒的な差ができます。
カウンセラーから見てどうしても厳しい条件でも、それでも変えられないんですという場合、
終わりなき婚活ロードに突入するのは火を見るより明らかでした。
婚活を自ら難しくしている条件
難しい条件として一番多いのが、やはり年齢です。
男性の場合、１０歳以上年下の女性でないと嫌だ、というケース。
５０代前半の男性が、
３０代の女性にお申し込みをし続け、断られ続ける。
それでも変えられず、婚活沼から抜け出せない。
結婚とはどういうものか、色々な角度でお伝えしますが、私の言葉も心に響かないようで、
何を言われても変える気がない。
「そんなことは百も承知、だけど自分の希望を変えることができない。」
というのが本音のようです。
「だって子どもが欲しいし、若い女性でないと結婚したくない。
しかも、自分が結婚する相手なんだから、
美人でないとだめだ！」
これを客観的に読まれて、どう感じるでしょうか。
５０代男性が３０代女性から選ばれるには
何よりも、年収です。
それも１０００万やそこらでなく、その３倍くらいあるなら考えてくれるかもしれません。
年収に加えて、見た目の若さや清潔感。
話す内容や立ち居振る舞い等が若々しくて、
包容力があり、とても大切に扱ってもらえるなら、10歳以上離れた男性との結婚も前向きになる。
それだけの条件が整っていてはじめて勝負に出ることができる世界だと思ってください。
私自身も５０代なので、そういう男性が頑張っている姿はよく理解できます。
頑張っている方が多いのが、運動面ですね。
体を動かす習慣をキープし、体力は、若い人には負けていない。
体型もスリム。お腹なんて出ていない。
５０代で、３０代女性を狙う男性は、それくらいの努力はされています。
スマートで、エネルギッシュ。
でも、残念ながら、それだけではダメなんです。
女性から見たら、３０代男性と同じ土俵には立てていないんです。
なぜ結婚したいと思ったのか、原点に返って
もう５０代だと再認識する。
あと何年働けるかを考え、この先のビジョンを整える必要があります。
今、健康でも、いつまで続くのか、
収入も貯金も生活レベルも含めて考える必要がある。
たくさんお申し込みをして、
お断りを受けてもまだ頑張る精神力には脱帽ですが、
「もういいんじゃないか」
「俺もよく頑張った」
「この先一緒に生きるパートナーというのを、改めて考えてみよう」
と、
ご自分に言い聞かせるタイミングが来ているのではないでしょうか。
年下女性がダメだとは言いません。
でも１０歳下ではなく、５歳下あたりから考えましょう。
それだけで、婚活の手ごたえも未来も、大きく変わるはずです。
まとめ
「お金を払って、結婚相談所に入会したんだから、
条件の合う方を紹介してもらって当たり前！」
この様に言われる方もいらっしゃいます。
しかし、
どこの相談所でも、できることできないことは話しているはずです。
「最所は、難しくても挑戦してみるのは良いと思います。
しかし、むずかしいと感じたら、方向性を変えましょう」
と、お伝えしていると思います。
今回は男性を取り上げてお伝えしましたが、
今回の内容を女性に当てはめると、年下男性を選ぶ難しさに該当します。
どちらにしても、
長きトンネルになるのは、最初からわかっているはずです。
その条件を変えられない自分でいても、無情にも時間は流れていきます。
止まらない現実。
今より若い明日はない！
これは、よく会員さんにお伝えする言葉です。
結婚の目的、パートナーの必要性、これからの時間。
この３点をもう一度考えてみて下さい。
本当の婚活が、見えるはずです。
投稿者プロフィール
- 結婚相談所ジュブレ代表カウンセラー
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福岡市天神の結婚相談所ジュブレの代表カウンセラー。
婚活カウンセラー歴16年。「早く結婚したい」「幸せな結婚がしたい」人々の悩みを解決し、元気にさせ、背中を押すのが役目。「ありがとう」の言葉が生きがい。福岡の街に幸せな家族を増やしたい。
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